苦しむ母を見るたびに痛んだ心

【母親向け】7歳と9歳の男の子を新たな加害者にさせない方法

これは、モラハラ・DV加害者と気付く34歳「きっかけはピアノ事件」の続きです。

 

モラハラとDVの加害者にならないで欲しいと願うお母さんの役割と接し方を書いた内容。

 

ターゲットとなるお子さんは小学校1年生~小学校3年生(9歳)の男の子です。

 

ターゲットを絞った理由は、私が面前DVとモラハラを見続けてきたこと。

 

そして9歳と7歳になる二人の息子を持つ父親であること。

 

更に親として病気や怪我をせずに健康に育って欲しいという願いはもちろん、モラハラやDVをする大人になってほしくないという思いがあるからです。

 

 

父からのDVやモラハラ発言で心身ともに疲れ果てた私の母は「何があっても親父みたいな大人になるなよ」と言っていました。

 

 何度も書きますが、以降は自分の息子をモラハラとDV加害者にしたくないというお母さんに向けた記事です。

モラハラとDVは悪だと子供に教える

まず重要なのがこれ。

 

私の母は、親父からDVを受けるたびに

 

お前たちが大人になっても絶対にお父さんのようになったらダメだよ。人に暴力を振るうのはどんなことがあってもやってはいけない。

 

と私達を抱きしめ、涙を流しながらそう教えてくれました。弟も、妹も、そして私も親父に殴られる母を見て恐怖で泣かずにはいられませんでしたが、母が気丈に振舞っていた姿は今でも忘れません。

 

その姿と言葉は今でも耳と目に焼きついており、どんなことがあっても暴力を振るってはいけないということを学びました。

 

このように、被害者が直接語りかけることが、子供にDVをさせない第一歩となります。

 

すると、「お前なんか出て行け!」、「マズイ飯は作るな!」、「ダラダラしてんじゃねー!何も出来ねーんだな!」など母に対しての無視や心無いモラハラ発言に対しても、

 

「いつもお母さんを泣かすお父さんは、優しくない酷い人間だ。ボクは大人になっても絶対にこんな酷いことはしない。」

 

「自分は絶対にこんな人間にならないぞ!」という強い反面教師の意志が生まれるのです。

母親は愛情溢れる子供のシェルターであれ

また、子供を信じて愛情を持って接することも大切です。

 

我が家のように父親が怒ってばかりの家庭において、子供は無意識のうちに居場所(シェルター)を求めます

 

普通の家庭でも、お母さんが怒っていたら子供はお父さんに助けを求めますよね。それと同じです。

 

「お父さんは話しかけられないくらい恐い人。だからお母さんに助けてもらおう。」

 

私達兄弟は子供の頃ずっとそう思っていたため、母親が守ってくれる唯一の存在だったのです。

 

毎日親父に怒鳴られていたにも関わらず、私達に笑顔で接してくれたのは、「自分が暗くなったら子供まで暗くなってしまう。だから、明るく前向きに生きなきゃ」という使命感のようなものだったのかも知れません。

 

子供は親に守ってもらわないと生きていけません。もし母親も暗く塞ぎこんでしまったら、兄弟のうち誰かがDV・モラハラ人間になっていた可能性は十分あります。

悲しいときは子供の前で泣け

モラハラや面前DVは我慢せずに泣く

前向きに生きようとした母ですが、私達の前でよく泣いていました。「どうしてこんなに辛い思いをしなければならないんだろう」と。

 

子供たちを守っていくんだという責任感が辛さでもあった訳です。

 

ですがそんなことは言ってられません。むしろ辛いから前向きに生きなければならないのです。

 

しかし、人間はずっと前向きにいることなんてできませんし、そんなことをしていたら潰れます。

 

だから辛いときは子供の前で遠慮なく泣けばいいんです。

 

そうすれば、「お母さん泣かないで」と子供も一緒に泣いてくれます。

 

もし、「どうして泣いているの」と理由を聞かれたら「辛いことがあってね・・・」と素直に答えてください。

 

そうすれば子供はあなたを慰め、そして「元気を出して」と励ましてくれるはず。

 

子供の前で泣くことなんてできない?

 

でもそうやって我慢する必要なんて無いです。だってあなたはずっと我慢しているんだから、辛いときは大声で気が済むまで泣けばいいんです。

 

涙を流すことは悪いことではありません。むしろ気持ちが楽になり、前向きな気持ちにさせる効果があります。

 

私は保育園に通っていた時から、「○○。お母さんが昨日お父さんにひっぱたかれたの知ってるでしょ。お父さんはね、ああやっていつもお母さんをいじめるんだよ。何もしてないのに酷いよね。」

 

「○○が大きくなったらいつも意地悪するお父さんをやっつけてね。」

 

など、DVやモラハラについて私に話すことが多かったです。

 

一番の理解者である姉がいたとはいえ一緒に住んでいるわけではありませんから、自然と子供である私に辛いことを話すようになっていったのです。

 

当然、5歳や6歳では大人のような受け答えは出来ませんが、母の話を聞いていたこともあってか、よく職場や友人から相談を受けます。

 

その場で解決できることもあれば出来ないものもありますが、「○○さんは話しやすいし、相談に乗ってくれる。悩みを聞いてもらえただけで気持ちが楽になった」といってくれる友人や同僚も多く、母のおかげだと思っています。

楽しいときは子供と大声で笑え

DVやモラハラなど辛いことがあっても笑顔で

辛くて泣いた後は子供や仲良しの友人など出かけるなど、楽しいことをしましょう。

 

そして大声で笑ってください。

 

子供は母親をよく見ています。苦しくて辛い時は泣きましょうと書きましたが、泣いてばかりのお母さんより、ニコニコしているお母さんの方が好きなんです。

 

特に私のように面前DVを見てきた男の子は、小さいころは親の顔色を、学生時代は先生や友達、社会人になると会社の上司や同僚の顔色を伺って生きるようになります。

 

これは幼少のころから「お父さんに暴力を振るわれないようにすればどうすれば良いか?」を子供ながらに考える結果、大人になってもそれを引きずって生きるからです。

 

子供は泣いているお母さんより、笑っているお母さんの方が好きなんです。そのためにも、辛いことがあった後は思いっきり笑って「お母さんの笑顔」を見せて安心させてあげてください。

これは常に私に語りかけてくれた母のおかげだと思っています。

加害者の父親は祖父のDVをどう見たか?

私の父親も幼少の頃から祖母に対する祖父のDVを見ながら大人になりました。

 

しかし、祖母はDVがいけないことだという認識が無かったため「自分が悪いんだ」と勘違いし、父親に助言しなかったのです。

 

更に成長するに従ってモラハラとDV気質が芽生え、妹にも手を出す親父を放置していたことも問題です。

 

これは、「かわいい一人息子だから大切に育ててやろう。叱るなんてもってのほか」という祖母の「間違った躾(しつけ)」の結果でもあります。

 

※親父は「オレは親に殴られたことがない」といっていました。

 

その結果、DVとモラハラもする最悪の一人息子が出来上がってしまったのです。

私の父親が育った昭和30年代は、DVやモラハラという言葉すらなかった。

兄弟や親戚などの理解者が周りにいるか

もう一つ、母親の言葉だけでなく、幼いころから一緒に生活した兄弟(姉妹)も大切なんです。

 

私は弟と妹がいる三兄弟ですが、目の前で暴力を振るわれる母親を見て、

 

「オレ達で、お母さんをいじめるお父さんをいつかやっつけてやろう!」と兄弟で話たこともあります。

 

そうすると団結力が生まれ、母親だけは大切にしようという気持ちが自然と芽生えていくのです。

 

もう一つ大切なのは、加害者に対する理解者の存在です。

八百屋の倒産で苦労した姉

ここで登場するのは私の母親の【姉】です。

 

私が生まれる前の話なので今から40年以上も前の話。

 

母より先に嫁いた姉は、旦那さんが経営していた八百屋の経営が上手くいかず、二人の子供(長女、長男)を抱え生活に苦労することになります。

 

一時は住宅ローンを抱えて、支払いが出来ないばかりか、その日に食べるものも無く困り果てていました。

 

そのため、実家暮らしをしていた独身の母に良くお金を借りに来ては、仲良し姉妹だった母は快くお金を貸していたそうです。

 

更に旦那さんは好き嫌いが多く、食べ物に口うるさいのが原因で、姉はストレスを抱えていたか。

 

暫く旦那さんの無職生活が続きますが、その後運送会社へ無事就職。今では子供も独立して不自由ない生活を送っています。

 

母親のようにDVを受けていた訳ではありませんが、お金で苦労をしているという共通点をもつ二人。

 

詳細は両親の忠告を無視して母が結婚した理由とは?をご覧ください。

 

子供には直接関係内容に見えますが、母親が姉であるおばさんに「家庭の相談」をしているんだというのは子供にも分かります。

 

そのたびに泣いている母を見て、「お母さんが泣いている。どうしてか分からないけど、かわいそう。ボクがお母さんを助けるんだ」と強く思いました。

兄弟や親戚と関係を持たない加害者の親父

田舎で育った親父には親戚はいますが、家が離れているため付き合いはありません。

 

また、男兄弟は幼いころなくなっている関係で女兄弟の中で育っており、遊び相手もいませんでした。

 

つまり、妹など弱い立場の人間に暴力を振ったり罵っても、

 

「どうしてそんなことをするんだ!お前の行動は間違っている。今すぐ止めろ!」

 

と間違いを正しい方向に導いてくれる人がいないため、悪いことをしているという自覚も無く大人になってしまった結果が今です・・・。

私の弟と妹には遺伝したのか?

既に独立した弟と妹にモラハラとDVは遺伝したのかということですが、これは遺伝していません。

 

私と同じ生活環境だったので、3人兄弟のうち誰かが親父と同じような人間になる可能性もありましたが、全員母親の姿を見てきたため、親父のような性格にはなりませんでした。

 

得に弟は、私以上に親父を「お母さんを酷い目に合わせたクズ野郎」と考えているため、母の面倒は良く見ています。

 

妹も時間が出来れば母に会いに行って近状を聞いているようです。

【まとめ】遺伝は関係ない

何度も書きますが、モラハラとDVに遺伝は関係ありません。

 

ですが、先にも記載した通り子供は常に親を見ているため、面前DVやモラハラの伝染は十分ありえます。

ヤンキーの子供がヤンキーになりやすいというのと一緒。

 

しかし、母親が子供を本気でかわいがり、善悪の判断をしっかりしてあげれば伝染は防げます。

 

いとおしい子供のためなら絶対にできます。母はそうやって私達を育ててくれました。

 

もし、モラハラやDVを受けていて絶対に自分にはそんなこと出来ないという方へ・・・。

 

ひとりで解決できないと感じたら、必ず誰かに相談してください。

 

そうすれば相談相手はもちろん、その姿を見た子供はいつかきっとあなたを助けてくれます。

 

同じ苦労をしてきた人間はみんな仲間です。だから一人で悩まず、誰も信じてくれないと思わずすべてを打ち明けましょう。

mamoritai

【私について】
私はしっかり者の妻と9歳と7歳の男の子を持つ39歳の父親で、
今は家族に恵まれ幸せな毎日を送っています。

しかし、そんな私は幼いころから父親が母親にDVをする姿を見て
毎日怯えて泣きながら育ちました。

また、父はモラハラ体質で、
現在も母に心無い言葉や罵声を浴びせ続けています。

そんな家庭環境で育ったせいか、
自分に自信が無く、常に周りからどう思われているか?
などを気にする性格になってしまいました。

また、自分もモラルハラスメントをしているという自覚もあります。

これはそんな私が幼いころから見てきた
DVやモラハラの話を書いたブログです。

生年月日  1979年9月
出身地   埼玉県
性格    マイナス思考
趣味    ドライブ
得意なこと ものまね
学歴    高卒
仕事    会社員

【家族構成】
兄弟   弟と妹の3人兄弟
父親   モラハラとDVをするクズ
母親   被害者

よろしくお願いします。

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モラハラ・DV親父を持つネガティブ息子(39歳)

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